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売上UPセミナーを語ります。

2021.03.19
売上UPセミナーを語ります。

先日、2月28日に第1回売上UPセミナーを開催した。今回はそれを振り返り、その特色と魅力を紹介したい。

 

 

普段語ることのない自身の経歴を語った

私はまず自己紹介から始めた。自身がどういう経緯で営業という仕事に就き、そしてどういう会社でどういうキャリアを積み上げ、そして独立・起業に至ったかを語った。これは当初の予定には全く無かったことであった。

今回の参加者は初めてお会いした方は一人もいらっしゃらなかった。いずれの方もお仕事意見交換会で私と何度か顔を合わせた方、またはTwitterを通じて既にお会いした事のある方であり、お会いした回数や話した時間に違いはあっても、私と会って話したことがある方々だった。しかし、いざ説明を始めようと皆さんの前に立った時に、私の経歴を話したことがある方が一人もいらっしゃらない事に気付いたのである。
これは勿論偶然ではない。
私自身は普段様々な企業から売上や営業戦略・商品戦略についての相談を受けるが、聞かれなければ自身の経歴を語ることなど全くない

(因みに弊所ホームページですら、経歴についてはたったこれだけである。
【私は4社それぞれ出版社・暖房器のメーカー・大手警備会社・工具メーカーで一人の営業マンとして或いは営業部門のリーダーとして18年間ずっと営業に携わってきました。若手のホープと言われたり、或いは最年少でトップセールスになったり、昇格したと思ったら突如として結果が出なくなり苦しみ続けたこともあります。とにかく長い間営業という一つの仕事をやってきたことで多くの営業マンの気持ちが分かるようになりました。】

これを読んだ知人や友人、相談者に聞くと、「他のコンサルタントはこれでもかって言うほど輝かしい経歴を書いているのにこんなの控え目過ぎるよ」という意見ばかりである。)

 

 

価値があるのは過去の実績ではなく、現在何が出来るのか

それは、私のこれまでのキャリアや経歴と私のアドバイスの有効性には実は何の関係もないからである。キャリアや経歴の詳細を披露すれば、もっと多くの相談者が私に相談してくれるのかもしれない。
だが、ビジネスでは過去にどんな成果を挙げてきたかは関係ない。過去やってきたことの結果である肩書も同様に関係ない。究極的なことを言えば、営業経験がない、ビジネスをやったことのない方が気付いたり、感じたりしたことで、相談者の役に立つモノだってあるはずであり、事実そういう方がビジネスで素晴らしい成果を出す事があるのは、経験やキャリアや肩書がビジネスにおいて必須でない事、むしろ今現在何が出来るのかの方がはるかに雄弁であり、価値があるということである。私はそう思っている。

(さりとて、私を会ったことも見たこともない相談者は真っ先に私の経歴が気になるはずであり、事実相談者もまずはそこを見るという方が多い。そこで、最低限の情報を書き込んでいるのが私のホームページの表記であると思って頂きたい。)

 

 

 

私はこだわるのは、お客様の納得ではなく、その先の具体的な行動の変化

私のアドバイスが相談者に納得と発見をもたらすことが出来るのか。そして、それによって行動に具体的変化をもたらす事が出来るのかが唯一の価値であり、それが私のポリシーである。
だから、私がどんなキャリアを積んだのかを語ったことはほとんどないし、ホームページで経歴を必要以上に書く必要などないのである。

 

 

様々な方が参加する売上UPセミナー

今回の参加者は現役の経営者、お店の代表者、これから起業を考えている人、立場はバラバラであったが、共通点として「売上に関心があり、現在、もしくは今後売上に責任を大きく持つ人」である。大げさに言えば、そうした方にとって売上がどう推移するかはその方の人生を左右する重大なことである。

しかしながら、私に具体的な課題を持ち個別に依頼して頂く相談者とは違い、セミナーの参加者一人一人の状況に寄り添って話すことには限界がある。相談者のように何時間も議論し、お互いの考えや価値観を知り合う関係になるのは難しい。しかし、だからこそ、セミナーの参加者にはその重大事項に少しでも影響を与えることになるセミナーの講師である私がどんな人間であるかはまずは話すべきことなのではないかと思った。

 

 

 

 

売上UPセミナーの魅力

そして、その上で私は参加者の皆さんにも簡単な自己紹介をお願いした。セミナーでこうした事は異例のことなのかもしれない。事実、その展開に驚いた人もいただろう。でも、私は人数が相当に増えるまではこれを続けたいと思っている。参加者が少人数である事と、従来のセミナーとは違い、講師⇒参加者の一方通行ではなく、講師⇔参加者の双方向、出来れば参加者⇔参加者の情報・意見交換の出来る場であり、明るく楽しいセミナーにしたいからである。
そして、何より参加者一人一人が自身のどのような意見も自由に発言・主張できる場、また私自身の話だけでなく、他の参加者の熱意や考え方をお互いに肌で感じ、それが気付きや学びになる、そんな場にしたいと考えている。これはコロナ禍で急増したオンラインセミナーではなかなか出来ない事であり、リアルでやることにこだわったこのセミナーの特色の一つであると思う。

また、私は説明の途中に何度も参加者に質問をした。「これについてどう思いますか?」「こういうことをやっていますか?」「こういうことを考えたことはありますか?」である。そして、その度に私が繰り返し強調したのが「この質問に正解はありません」ということである。

 

 

私は正解を持っていない

これが私の考え方の大原則である。本来私の考え方は「正解は無数にある」だが、もう少し噛み砕いて「正解はありません」と敢えて表現を変えて伝えた。勿論、こうした事を繰り返したのは、何が正解かを考えるのでなく、自分がどう思ったかをただ答えて欲しいといいう理由だけではない。

【必ず結果を出すモノ=正解】と定義づけるのであれば、ビジネスの世界で正解を出し続る人間は存在しない

それは、【必ず結果を出すモノ=正解】と定義づけるのであれば、ビジネスの世界で正解を出し続ける人間は存在しないからである。失敗を繰り返しながら、何となく学び、それによって失敗から遠ざかり、徐々に勝率が上がって、その実績が更なる信頼を呼び、良い循環を生んで更なる結果を出す、これが結果を出す大半の流れである。

 

 

 

 

売上UPセミナーの付加価値

では、私が正解を持っていない以上、このセミナーに何の価値があるのかと言うと、私は売上を増やすというプロセスについて、ほとんどの方より多くの挑戦と失敗と成功を積み上げ、そしてそれらを自分以外の方にどう運用すべきかを知っているからである。その一点に自信があったから起業を決意した。そして、起業してから1年半、相談者の依頼に真摯に向き合い、それが思い込みや独りよがりではないと確信を深めた。つまり、私が常に正解を持っているのではなく、打率が他の方より高いというのが正確なところであり、多くの参加者よりも少し高い打率の分だけ選択肢を増やすことが出来る。それがこのセミナーの付加価値である。
もっと言うなら、私の考え方が必ず結果を出すという意味での正解ではないかもしれない。だからこそ、ご自身の目と耳で見たり聞いたりして「これは是非実行したい」と思ったことだけを実行してくれればいい。そして売上UPの一点において、参加者自身の考えや行動の外側に選択肢を作るという一点において私は最適である。それが弊所サトミ営業相談所の存在意義であり、この売上UPセミナーの付加価値であるという事である。

 

 

 

 

 

売上UPセミナーはノウハウのお裾分け

それ故、売上UPセミナーは誤解を恐れずに言えば、この弊所が持つ基本的な考え方やノウハウのお裾分けであると思っている。

具体的な悩みを抱え個別に依頼する相談者は当然自身の現状を私と共有するために、かなり細かな事情を私に明かしてくれる。だからこそ、オーダーメイドのアドバイスが可能な訳である。

 

 

 

 

 

 

売上UPセミナーはこんな方におススメ

それに比べて、売上UPセミナーは「そこまでは必要ない」「外部のコンサルタントに頼らず、出来るだけ自分で考え決断したい」「興味はあるが、セミナーに参加したことは無い」「参加した事はあるけどもこれまでのセミナーでは得るモノがなかった」このような方にはおススメだと思う。

私の話の中には参加者自身が何となく既にやっていたこともあるが、今までぼんやりとしていた意義や根拠が理解できたというのもあるだろうし、全くない発想・着眼点であったという事もあったと思う。

 

 

 

 

 

遅刻も早退も許される非常に自由で緩いセミナー

また、この売上UPセミナーにおいて細かなルールは何も存在しない。あるとすれば、会費を支払うことぐらいである。遅れてもいいし、途中で帰ってもいい。私の説明を遮って質問して頂くのも大歓迎である。説明の途中で質問があり、その質問に答えていくうちにどんどん盛り上がっていくなんてとても素晴らしい展開だと思う。
目的はあくまで参加者が自身のビジネス、これからの展望に希望を持ち、参加者の行動に具体的変化をもたらすことなのだから。
セミナー終了間際には、また次回参加したいとその時点で手を上げてくれた方もいらっしゃって、またセミナー終了後私が今回のセミナーで提案したことを早速実行してくれた方も見受けられた。これ以上ない喜びである。

 

 

 

 

次回は4月11日日曜10時~12時である。