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新企画「ザ・ベストバウト」

2020.12.11
新企画「ザ・ベストバウト」

突然だが、新企画をスタートする。

この企画のテーマはコロナ禍で影響を受けた地元荒川区をもっと盛り上げる『まちおこし』である。

それは今私が一番語り合いたい人と対談し、スタンドFMというラジオアプリを利用し、皆さんにその対談を聴いて頂くという企画である。

私が今一番語り合いたい人にこだわり抜くことから、タイトルを【ザ・ベストバウト(最高の試合)】にした。

 

この企画の出発点は「あらみせ」にある。

あらみせ:地元川区のお店や企業で働くひとを『見せる』、『魅せる』というコンセプトを掲げ、お店のオーナーさんやスタッフさんと対談した動画を私のYouTubeチャンネル「営業の専門家チャンネル」から配信するという企画。

第一回ゲスト:チキン南蛮大衆居酒屋あんじゅ マスター竹内さん

第二回ゲスト:ロイヤル化粧品代理店 橋本さん

 

商品やサービスではなく、あくまで【ひと】にスポットライトをあてる、このあらみせの視点は良かったと今でも思っている。テレビやYouTubeなどのメディアは新旧共に、視聴者数を少しでも増やすために常に映像映えするものを取り上げる。結果として、お店の看板メニューやお洒落な内装などを多く取り扱い、誰かを取り上げる場合はより知名度がある人、もしくは映像映えする人を好んで使う。それ自体は出来るだけ多くの視聴者に見てもらうという目的のためには当然の選択だ。しかし、私が思うに、企業やお店の最大の魅力はそこで働く【ひと】である。そして、その知名度と魅力の高さには何の相関関係もない。だからこそ、私はその時一番語り合いたい人にオファーし、対談をした。そのコンセプトは【ザ・ベストバウト】にそのまま引き継がれる

 

しかし、あらみせ最大の問題点は、対談相手への出演交渉から、対談・撮影、そして何より動画の編集までを私一人でやっていたことだ。特に動画の編集は思った以上に労力と時間を要することだった。私が動画編集に慣れていないこともあり、そして少しでも対談相手の良さを引き出そうと何度も何度も動画を見ながら編集をするのでかなりの時間を要した。これでは続かない。そこで私は企画の練り直しを検討した。まずは継続するために私自身の負担が少ない手段であること、そして最大のテーマであるそこで働く【ひと】にフォーカスするという基本コンセプトを外れない、この二つを満たす方法を模索した。

その結果、ラジオアプリという方法に辿り着いたのだ。

 

ラジオであれば、スタンドFMのアプリをダウンロードさえすれば誰でも聴けるし、何かをやりながらでも、移動中でもイヤホンをすれば誰かに迷惑をかけることなく聴くことが出来る。出演者のハードルも下がる。収録場所を撮影する必要が無いので、対談場所の準備も不要であり、お店を使いにくいのであればカラオケボックスで収録してもいい。また、対談すること自体は問題なくても、顔出しが恥ずかしいという方にもおススメである。

何より声や話は私たちが思っている以上にその人の魅力や人柄を引き出すことができる。音声のみである分、リスナーの想像力が掻き立てられ、より人柄を伝える部分もあるだろう。これはスタンドFMの他の配信者の配信を聴いて私が実感した事であり、他の配信者からも賛同を得られた部分でもある。

 

そして、あらみせと違い、荒川区にこだわることなく対談相手をピックアップしたいと思っている。何故なら、コンテンツを充実させ魅力溢れるモノにするためには出来るだけ多種多様な人々との対談を展開するべきだと考えたからだ。荒川区外のリスナーが聴き、結果的に例えばあんじゅのようなお店に来てくれることだってあるだろう。また面白くなればなるほど結果としてはリスナーが増え、対談相手のメリットもまた増えていくはずである。

対談方法も実際に会って対談する、アプリを使って遠隔でやる、両方で展開していく。遠隔でのコラボはシステム上の制約があるので、出来ない相手もいるだろうがこれはアプリ側で今後解消されるだろう。

とにかく、ベストバウト【最高の試合】を連発し、魅力あふれるコンテンツを作ることで荒川区を盛り上げていくことに貢献したい。

 

そして、私が【ザ・ベストバウト】初回の対談相手に選んだのは、地元西日暮里にある【ほぐし専門プライド・エイト】の大熊さんだ。

大熊さんはもともとあらみせでのあんじゅのマスターと私の対談を見て、私を「面白い人だ」と思い、第1回お仕事意見交換会に自ら参加したいと申し出た行動力溢れる男である。

その後、お仕事意見交換会、あらツイとお会いする中で、彼の素朴で実直な人柄、静かでありながらどこか闘志あふれる姿に、「サシで対談してみたい。新企画の第1回目は彼で決まりだ」と決意するに至った。

彼とは1時間半、仕事の話、マッサージ業界の事、お店の雰囲気について存分に話すことが出来た。ライブ終了後、私自身も聴いたが、彼の魅力、そしてお店の魅力が存分に伝わる内容だったと思う。

1時間半は長いが、少しずつでもいいので是非聴いて頂きたいと思う。

彼の仕事に取組む真摯な姿勢は、どんな業界のどんな仕事に就いている方にもヒントや勇気を与えてくれるに違いないと思う。

まさに【ザ・ベストバウト】だった。