先日ある経営者の方とお酒を飲みながら話していたら
「どうして営業マンのアドバイスまでするんですか?川端さんなら営業戦略だけに特化しても依頼はいくらでもあるだろうし
そちらの方が効率よく儲かるでしょう?」と聞かれた。
(確かに私のリーズナブルコースという営業マン個人へのサポートサービスは月額1万円という低価格だ。驚く人も多い。)
まず、営業戦略を生かすも殺すも実行する営業マン次第だということだ。
営業マンが高いモチベーションと顧客との良好な人間関係を持っていれば、戦略は最大限の効果を発揮する。
これが逆であれば、戦略としては合理的でも結果は伴わない。
だからこそ、その企業の営業力を高めるためには理にかなった営業戦略を提案する一方で営業マン個人の底上げも同時並行で進めたいという考え方だ。
これはウィンウィンだ。企業としても「戦略はコンサルタント会社、人材育成はセミナーや研修で・・・」と分けるよりワンストップの方が効率的だろう。
経営者は営業マン個人のパフォーマンスはその営業マンの努力や才能次第であり、セミナーや研修を受けさせたりはするもののどこか諦めている方も多い。
だが、私は営業という仕事に長年携わってきて、たった一つのちょっとしたきっかけで突然開花した営業マンをこの目で何度も見てきた。
そうしたきっかけを得るということも含めて才能なのかもしれないが、多くは偶発的なものだったと思う。
だからこそ、そうしたきっかけを人為的に作り出すことが出来るプロフェッショナルに私がなろうと決めたのである。
何より私がその会社の営業戦略を永遠に立案できる訳ではないと思う。
私は少しでも多くの方の助けになりたいと思っているので、やがては自分たちで営業戦略を立案・決定できるようになって欲しい。
その為にも、現在の営業マンの底上げもしていきたいのである。
それが私が考える「人の為に生きる」というスローガンに則ったスタンスであり、サトミ営業相談所らしいビジネスモデルだと思っている。